男性の料理教室 俺の台所 2020.1.29

今月の「俺の台所」は、料理実習の前の講話が、ゲートキーパー研修を兼ねていました。

ゲートキーパーという言葉は、初めて聞いたので、ゲートボールのゴールキーパーのことかなとも思いましたが、命を守る門番という意味でした。自殺者は、交通事故の死者より何倍も多いのですが、あまり普段の話題にはのぼらず、多いままの状態が続いています。

バブル崩壊後の10年間は、かなり高い水準だったのですが、今は、バブル崩壊前の水準にやっと戻ったとのことでした。自殺は、20代から50代の若い世代が多いのですが、孤独老人の自殺も、かなり多くあり、そういう人が、身近にいたら声をかけ、適切な専門家につないでください、なんらかの社会とのつながりを築いて、その人の命を救いたいということでした。

料理実習の献立は、レンコンのはさみ焼き、チヂミ、わかめのスープでした。

レンコンのはさみ焼き は、みじん切りのねぎ豚ひき肉、おろし生姜、卵、片栗粉、塩、こしょうを混ぜ合わせた肉だねを、片栗粉を塗っ輪切り薄レンコン2枚で挟み、フライパンで焼き上げ、蒸し焼きしました。太いレンコンだったので、結構なボリュームになり、とてもおいしくいただきました。

チヂミ は、2cmくらいに切ったにらと、薄切りの玉ねぎを、桜エビ、小麦粉、片栗粉、鶏ガラスープの素で和えて、フライパンで両面を焼くのですが、写真のように、結構ぶあついものを作りました。醤油と酢のタレをかけましたので、全体に味がしみて、おいしくいただきました。

わかめのスープ は、水に、鶏ガラスーフの素と、水でもどしたワカメと、お麩を入れて温めただけですが、立派な料理になっていました。

料理教室に参加する男性は、社会とのつながりができているということだなと、思いました。

f:id:think0298:20200129194851j:plain