つくば市 食育普及講座 食事摂取基準2020版のポイント 2020.11.18

厚生労働省では、5年毎に、日本人の食事摂取量基準を改定して、2020版報告書は、ホームページからダウンロードできます。

2020版のポイントは、高齢者の低栄養予防・フレイル予防が取り上げられ、蛋白質とビタミンDの摂取を増やし、塩分を減らしなさいというものです。ビタミンDは、1日8.5μgですが、鮭の切り身を食べれば、3日分くらいとれるようですし、30分程度の日光浴でも生成できます。

料理実習のメニューは、①鮭のレモン醤油パスタ②きのこのそぼろ炒めかぼちゃプリンでした。

①は、生鮭の切り身をフライパンで焼きながら身をほぐし、茹でたスパゲティを加え、バター、醤油、レモン汁、砂糖で味付けします。皿に盛り、水菜などの野菜で盛り付けます。

②は、フライパンで、鶏ひき肉を、おろし生姜を加えて炒め、椎茸の薄切り、えのき、細切りパプリカを加えて、酒、しょうゆ、みりんを加えて、水分がなくなるまで、炒めます。

③は、細かく切ったカボチャをレンジで加熱し、皮を取り(身をスプーンですくう)、牛乳とともにミキサーにかけます。鍋に移して、ゼラチン(粉ゼラチンを水でふやかしておく)と、砂糖を加えて、弱火で溶かし、カップに入れて冷蔵庫で冷やし、固めます。

鮭は、塩鮭の切り身ではなく、生鮭を使ったので、減塩効果抜群で、おいしくいただきました。

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