第1回コンチェルト アマトリアーレを楽しみました

ノバホールでの発表会を楽しんで聴いてきました。アマトリアーレは、アマチュアという意味らしいですが、上手な人も大勢いて、発表会に真剣に取り組まれていて、みんな音楽なんだと実感しました。

生徒発表の最後を飾った冨永さんは、2017年の全日本学生音楽コンクール声楽部門高校の部で1位をとった実績の方ですが、さすがに、堂々と歌っておられました。日本語で「からたちの花」も歌われたのですが、各フレーズの最後の母音を地声で歌った後、裏声で響かせ、それがホール全体に美しく反響して、本当にきれいでした。

ゲストのユシュマノフさんは、さすがプロの声量で、聴衆の心をつかみました。体全体で響かせて声がでるんですね。ユシュマノフさんも、日本語で「ならやま」を歌って下さいましたが、声の響かせかたは、洋楽の時とは違って聞こえ、そうなのかと勉強になりました。

全員のピアノ伴奏を水沼寿和さん一人で担当されているのには、いつも感心しています。なお、ピアノは、ベーゼンドルファを選択されていました。