KEKコンサート Duo Plaisir (大田佳弘・和田萌子) ピアノで奏でる管弦楽 2019.7.19

今日は、Duo Plaisir によるピアノ連弾を満喫しました。

プログラムは、

ブラームスハンガリー舞曲 第5番 嬰ヘ短調
ドビュッシー:民謡の主題によるスコットランド風行進曲
ドヴォルジャーク:スラヴ舞曲集 Op.72-2 ホ短調 Op.72-7 ハ長調
スメタナモルダウ(作曲者本人によるピアノ4手連弾版)
ドヴォルジャーク交響曲第9番 ホ短調 Op.95 『新世界より』(作曲者本人によるピアノ4手連弾版)

で、最後の2曲は、作曲者本人による連弾版です。録音再生技術のなかった時代、トボルザークやスメタナブラームスは、作曲した交響曲の宣伝のため、自ら、ピアノ連弾版を精魂込めて作曲しましたので、お二人の演奏は、圧巻でした。

特に、アンコールで演奏されたロシア人作曲家の曲は、ロシア民謡も流れる超技巧の曲で、ピアノが狂喜して鳴っていました。今、練習が仕上がった最絶好調な演奏じゃないかと思いました。