古典芸能への招待 能楽パリ公演 砧

4月28日の古典芸能への招待は、能楽でした。日仏友好160周年を記念して『ジャポニスム2018』が開催され、沢山のイベントが行われましたが、その一つが、能楽で、2019年2月6日から10日まで、の5日間、シテ・ド・ラ・ミュージックを会場として開催されました。

演目は、能は、『』、恋をめぐる怨念が渦巻く『葵上』、優艶な敗者・平清経の悲しみを描く『清経 恋之音取』、夫の留守を預かる妻の恋慕から絶望へ至る『』で、狂言は、野村萬らによる『木六駄』、『二人袴』でした。

テレビ放映は、『砧』で、2時間の放映時間いっぱいの大作です。

番組の最初に、能舞台の準備作業が紹介されました。屋根・柱・橋掛かり・鏡の間付きの本格的な能舞台を、会場内に設置したのは、ほぼ初めての試みのようです。

砧は、筋をよく理解しておかないと難解な演目です。全体の印象を忘れないうちに、筋を勉強しようと、今日、図書館から、本を借りてきました。