日曜美術館 「京都の大宇宙 東寺」

空海が最後に行った壮大な“秘儀”が、「後七日御修法(ごしちにちみほ)」です。全宇宙を表す巨大な曼荼羅が掲げられたお堂で、僧侶が生きとし生けるものすべての幸せを全身全霊で祈ります。空海が中国から持ち帰った密教の世界です。

続いて、東京国立博物館で開催中の「東寺展」が紹介されます。国宝の仏像ひしめく立体曼荼羅の中に入ると不思議な感覚が得られます。