重ね描き日記 丸山隆一 について

はてなブログを始めたおかげで、丸山さんのこのブログに出会いました。若い人達が色々と悩んで研究している姿をみることは、心強いものです。

最初は、「どうすれば脳を『理解』できるのか」という頁に出会ったのですが、このページについて語るのは、後回しにして、「今年読んだ本で振り返る2018年」という頁で、今年の一冊として、Mind-Body Problemsがとりあげられているのを知り、

その読書メモの頁を開いてみました。

https://rmaruy.hatenablog.com/entry/2018/10/13/151624

原文が、web公開されているのを知り、早速、私も、対訳をすることにしました。

https://think0298.stars.ne.jp/horgan_mind_body_problems.html

こういうタイトルの本を読むときに、気を付けなければならないのは、読んで、何か解決が見つかると、余りに期待しすぎないことです。

過去の有名な哲学者の本を読むときもそうですが、そこに何か真実の発見に役立つ知識が書かれているのであれば、著者の哲学者も、救われているはずです。基本、哲学者は、混迷の中にいますので、その知識が、救いには、結びついていません。

何事も、あまりに真剣に考えすぎると、自分が壊れてしまいます。

哲学した人の本には、普通の人の本よりは、深いことが書かれていることは確かですので、自分が壊れない程度に、読むことが必要です。
Horgan さんの本も、まだ、イントロダクションしか読んでいませんが、心身問題は、解決のない問題だと、宣言しています。